空と海の玄関口にして、新潟市の工業の中心地となる東区。今回は、そんな東区の役立つ地域情報をお伝えします。
◆新潟市東区の特色・歴史
東区は、西に信濃川、東に阿賀野川、東西を横切る通船川が流れている地形にあり、古くは沼垂町、大形村、石山村、松ケ崎浜村という町と村がありました。それぞれが1954年までに新潟市に編入し、現在の新潟市東区となっています。
明治時代に新潟鉄工所が作られたことでこの地域は工業地帯として発展。今でも重工業をはじめとした“産業の町”になっています。農業も盛んで、お米に男爵イモ、イチゴなどが生産されています。
◆新潟市東区の交通アクセス
交通アクセスは、マイカーが中心になりますが、JRは南側と西側を走っているため、交通機関はバスがメインです。2つの営業所から路線バス、観光バス、長距離高速バスまで運行。区役所に向かう運賃の安いコミュニティバスもありますので、非常に便利です。
港には秋田や北海道方面に向かうフェリーも泊まり、新潟空港からは国内線が成田をはじめ、北は北海道、南は沖縄にも飛びます。国際線も主に台北、ソウル、上海へ飛ぶので、国内も海外も、旅行であれば新潟空港ひとつで済むのが魅力です。
◆新潟市東区の天候
新潟市は、年間の平均気温が13.8度と過ごしやすい気候です。雪のイメージをお持ちの方も多いでしょうが、初冬の積雪量は実はあまり多くありません。11月下旬から降り始めますが、積もるほどではありません。
ただし2~3月上旬にかけて積雪は増え、東区の場合、多い時には30センチほど積もることも。マイカーをお考えの方は、冬場は雪に備えタイヤを替える、チェーンを用意するなどの準備が必要です。
◆新潟市東区の人気スポット
新潟空港では、毎年9月に「空の日」というイベントが開催され、現役パイロットによる航空教室やバスツアーが人気です。空港内では新潟の名物が販売されていますので、買い物OK。空港そばにある航空自衛隊の基地の見学もできます。
また、空港の近くには海水浴場のある公園がありますので、飛行機の離着陸を間近で見ることもできます。一方JRでは10月の「鉄道の日」に車両の一般展示や体験乗車などのイベントを開催。工業地帯ということもあって最近人気の工場夜景バスツアーも行われています。
交通網の発達で、暮らしにも遊びにも便利。特に空港と港が揃っている点は、旅行好きの人にとってポイントが高いでしょう。もちろん、イオンなどの大型商業施設もあります。毎日を楽しく過ごしたいとお考えの方に、新潟市東区は大変おすすめです。
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