日本有数の花どころ新潟!春の風物詩

コラム・お役立ち情報
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自然の豊かな新潟県。桜はもちろんのこと、県の花に指定されているチューリップにちなんだお祭りも行なわれています。これは大正時代に日本で初めて球根の栽培に成功したことが由来。現在も全国で一位の切り花出荷量、2位の球根出荷量を誇る県となっています。この他にも、新潟県で群生する雪割草やカタクリなどの高山植物も人気の花になっています。

新潟県に春の訪れを告げる花~雪割草・カタクリ~

春が訪れ山の雪も溶け出す頃、花を咲かせはじめるのが雪割草です。県の草花にも指定されている、県民にとって馴染みのある花でもあります。地元では別名、オオミスミソウと呼ばれる花が越後丘陵公園や大崎雪割草の里、その他山間部などを中心に自生しています。主に4月中旬から下旬に掛けて見頃です。雪割草の展示会や販売を行う「雪割草まつり」といったイベントも行なわれるほど人気があります。

カタクリも春になると咲く花登して有名で、春の妖精と呼ばれています。カタクリはその名の通り片栗粉として使われた植物で、昔から日本人にとって身近な植物でした。現在はじゃがいもで片栗粉が作られるため観賞用に栽培されています。新潟県では南魚沼市の花になっており、弥彦山や三条市など広い範囲で見ることのできるポピュラーな花となっています。

切り花出荷量日本一!新潟県の花~チューリップ~

春先になると、各地でチューリップにまつわるイベントが行われます。新潟市内では、中央区の「いくとぴあ食花キラキラガーデン」で、4月中旬から下旬にかけて約60品種のチューリップが見られます。西区の「新潟ふるさと村」でも4月下旬から5月上旬にかけて見ることができ、ゴールデンウィーク中にはイベントも行なわれています。この他、新潟駅で球根栽培のために捨てられるチューリップの花を使った花絵の作成が行なわれます

新潟市外では、新潟県屈指のチューリップ生産地、五泉市でチューリップまつりが行われます。広い畑一面に広がる、約150万本のチューリップの眺めは壮観です。新潟市の北にある胎内市もチューリップの生産が多く、ここでもチューリップまつりが開催されます。共に4月の中旬から下旬にかけて花が見頃になるのでぜひ訪れてみてはいかがですか?

春といえばお花見!おすすめのお花見スポット

日本の春と言えば桜。それは新潟でも同じで、各地にたくさんの桜の名所があります。中でもおすすめの2つをご紹介しましょう。

一つ目は中央区にある新潟県の総鎮守である白山神社です。桜が見頃になる4月12日~18日にかけては春祭りも行なわれ、たくさんの人が訪れます。すぐ側の白山公園や信濃川の堤防沿いも桜の名所になっています。特に信濃川河口部と新潟ふるさと村を結ぶウォーターシャトルから眺めるお花見クルーズも人気です。

二つ目は新潟市内にある湖、鳥屋野潟周辺です。この湖の周辺は広い公園として整備されており、特に鳥屋野潟公園鐘木とに新潟県スポーツ公園ではたくさんの花見客で得賑わっています。鳥屋野潟公園にはこの他にも女池公園という場所があり、ここも桜の名所になっています。湖周辺は園路も整備されているので湖の周辺を散策しながら桜を楽しむ事もできます。桜の名所はこの他に新潟市でも8つあります。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

この他にも新潟独特の自然で件名の由来にもなった潟でも多くの春の植物を見ることが出来ます。県内最大規模の大きさを誇る福島潟はその後の開発で残った潟の一つで、この周囲は春には菜の花が群生する場所で一面黄色の花畑となる姿は見ものです。この他にもオニバスなどの全国的にも珍しい水生植物が自生している自然豊かな場所です。この他にも新潟では水芭蕉などの水辺の植物の群生地が多いのも特徴です。新潟で春を迎える際にはぜひ新潟の自然を堪能してみてはいかがでしょうか?

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